∴ ドラマCD 蟹工船

今度こそアマゾンに今現在リンクが無いみたい･････
他所様の所のアマゾンで蟹工船リンクをしてる所から飛んでもエラーなので
あ！↓「こころ」もアマゾンでエラーになってるので再販待ちなの？
商品が出てきたらリンクします。
 

キャスト

山下耕介/中村悠一
沢木真人/石田彰
浅川/小杉十郎太
佐藤健吉/阿部敦
学生/羽多野渉
漁師頭 田村/中井和哉
 

拷問死だの地獄って言葉がトラック名に付いてるんだよ････
日が落ちてから聴くのは嫌だったので、朝日が眩しい時間に。

原作の小説は読んだ事がありません。
こんな風な内容だよね～って、学生の頃に授業中で聞いたのを
ボンヤリと覚えているくらいです。

石田さん演じる沢木は、元はボンボンの金持ちであったのが
親の会社が倒産してしまい、この蟹工船以外にも
人を人として扱わない過酷な現場を渡ってきたために
生きるための処世術というか、諦めと達観を纏っている人間です。
そんな彼が、自分の待遇や不利になる事を恐れない山下に
最初は、馬鹿なヤツ･･･と接していた態度から徐々に
仲間を思う気持ちと戦う意思を形にしていきます。

 

困った、困ったよ････
感想をどう書けばいいのか、どう感じたと思えばよいのか
原作には主たる主人公は誰とは居ないのを、ドラマとして
作るうえで、そうはいかないのでしょうが･････
うーーーーーん　うーーーーーーん
キャストトークで、中村さんが「ガヤがたいへんだった」と
感想を述べてましたが、この話はガヤが全てなんじゃないかと。
ガヤとして表現されている人々の、幾つかのエピソードが
表に立ってはいるけれど、誰かの話ではなく虐げられた人々の
集団としての話だと思います。

プロレタリア･･･などと括られてるので、どうしても
ちょっと斜に構えてしまうのでいけません。
バブルで呆けていた日本から蟹工船ですからね････

一番落ち着いている人物であるので
キリっとした石田さんは少し硬めにされたんですかね？

純文学や朗読系も素晴らしいものですが、昨今は実生活でも疲れたり
憂鬱な関係が多い御年頃なので、聴いて凹んだり落ち込むのは
しんどいなーって、へなちょこなので思います。
ドラマCDには娯楽を求めている軟派モンですので
やっぱり楽しいのがいいなぁ。

そういえば、裏僕の2巻の特典付き予約は今月末だったな・・・・・
特典CDのメンバーくらい出していただけると思ってたけど甘かったｗ