∴ The Time Walkers 1 天草四郎

LOVELESS 9巻が暑さが残る秋にはでるらしい。
8巻が１年以上前だから、どこで終わってたか忘れてる。

昨日のBLEACHはまさかの修兵ｗ
やられて苦痛の声をニヤニヤで見てて不気味だといわれたｗ

The Time Walkers 1 天草四郎
語り：石田彰　

お値段2100円で53分びっちり石田さんの語りです。
聴いていて、とってもデジャヴな感覚があったのは
この制作元はふしぎ工房症候群と同じ所なんですね。
てっきり時代物の朗読だとばかり思ってたのが
同じ朗読CDでも制作会社によって、違う手法でもって
あの手この手ですね。

タイトルにある「The Time Walkers」の名の通り
医療ボランティアで挫折した医師の僕が、
時空をタイムスリップする話です。

正義感が強い僕がアフリカの地で医療ボランティアを
やりがいをもって働いていたのに、国の情勢という
自分ひとりではどうしようもない事で、助けられる人を
助ける事もできずに日本へ帰国しなければならなかった
挫折と後悔を胸に傷心のまま長崎へ旅行へ向います。
そこで不思議な黒衣の老人の言葉と天草四郎の像を見た後に
意識を失い、島原の乱真っ最中の天草四郎の意識に
タイムスリップしてしまいます。
歴史は変えられないと忠告を黒衣の老人に受けても
一度アフリカの地から逃げて助けられなかった人々を思い、
もう二度とあんな後悔はしたくないと、現代に帰る事を拒み、
天草四郎として一人でも命を救おうとしますが････

デジャヴがしたというのは、石田さんの語る声のトーンも
ストーリーの展開もふしぎ工房症候群と似てるんですね。
決して悪い意味ではないです。
挫折し後ろ向きになっている人物が、ある不思議な事をきっかけに
もう一度リセットしてやり直すように、自分の弱さや後悔と
向き合って乗り越えていく心のリハビリだけどヘビーだなぁ、四郎くんは。

モノローグ部分が暗めな声で現代の僕で進みますが、天草四郎の意識に
入っている時の声が、優しくて美しい四郎くんです。
嘘かホントか、世間一般での美少年とされている天草四郎だったら
きっとこんな感じだろうなと思う涼やかな声です。
子供から老人までを演じている声を楽しめますよ。

 

冬ソナも届いているのだけど･････
誰かオイラにパワーを！