∴ マウスプロモーション第4回公演 「桜の花にだまされて」

やっと見ました、安住康二の康ちゃん
いやまぁ、舞台を生で見ると感じないんだろうけれど長いね。
前の相続法概説よりかは楽しく見ることができました。
吉本新喜劇っぽく笑わせて、最後で人情で泣かせる。
相続概説は喜劇とあるけど、悲喜劇という趣だったし石田さんの
出番はあまりない、頭のネジがちょっとユルっぽい子だったからねぇ。
この時はバリバリ喋り倒す真殿さんが、今回は逆転して
頭のネジゆるゆるだけど優しいトッポ兄ちゃんでした。

あらすじは散々っぱらでている、孫と祖母が同選挙に出るっちゅーもので
割愛いたしますが、こういうのって有り得ないとおもうけど
もしあったとしたら人死にがでそうな陰険ドロドロですね。

皆さんの生レポを読んでいて思ってたよりも石田さんの出番が
少なく感じたのは期待しすぎだったのかなあ。
大学生役をやる当時38歳・・・・
まったく違和感なく一番末っ子を演じる38歳・・・・
良い意味で妖怪をみているような摩訶不思議な感覚になってきちゃった。
ナニモノなんだよ、石田彰。

舞台という性質上、舞台をくまなく見せるためにロングで引いた
映像が多くなってしまうのが残念で、あまりアップでの
表情は多くなかったのですが、座敷のちゃぶ台？の所で
クルクル変わる表情をしながら親族の企みを聞いている時の顔など
そりゃあもう、台詞は喋っていなくても頭上に康二の言葉が出てきてる。
生憎、ヘソは岸くんの陰で見えなかったけれどもバンザイの時の
体勢がなんともいえず可愛らしくって、これでいいや（笑）

今さら、もう髪の色がどーだとかいいんですが
このときは染めたばっかりの時のはずなのに、照明のせいか
最近見る石田さんの髪色と大差なく見えるんだわ。

舞台をたくさん演じてられる方がメインで引っ張っているマウス公演で
やはり一目瞭然というか、一耳瞭然というか。
声をつかう商売でも、同じ土俵に立つと素人耳で聞いていて、声のハリ方が
違うものだと再認識します。
良い、悪いというのとは違いますよ。
こなれ過ぎると、私には舞台演技・発声というのがウザっ！と思う事が
あるのだけど、ちょうどよいバランスでした。

最後に舞台上にひしめき合うように並んだ出演者を見て
知っている方がわずかなので、マウス公式を
もっとジックリ見なきゃいかんね。