∴ Calling~あなたの言葉で抱きしめて~｢涙をぬぐって｣

キャスト
Part1　男　石田彰
　　      女　雪野五月
Part2　男　小杉十郎太
　　　　  女  玉川紗己子

内容は何事かあった女を電話でなだめるというものです。
はぁ・・・・感想っすね。
珍しく、私にしては辛口でごめんちょ。
昨晩はコレの草稿していて、ハリポタみてたら連日の睡眠不足で
猛烈に眠くなって寝オチしてしまいました。
あぁ、感想、感想・・・・・。

このCDがお気に召した方は先に謝る。ごめん！

まず石田さんも雪野さんも演技は素晴らしいです。
稀代のツボ押し名人のごとく、石田さんの声の響きやら
困ってる風のやら、もぅビシビシとツボを突いてくれてるのに・・・・
その演技をムチャクチャにしているのが（と私が感じる）
脚本シナリオの内容が「やってらんねー！」です。
このシナリオ書いた人は人をイライラさせたかったんですかね。
どうしてこんな、トンでもない女の設定を作ったんだか。

せっかくの石田さんの大人男子演技がもったいないシナリオだ。
Part1で泣いている女は何の理由で泣いているのかは勝手だけど
電話をかけてきた、恋人であろう男に傍若無人な態度は何だ！
まだ付き合い始めて日が浅く、男がベタ惚れ状態であったとしても
通常の神経を持ち合わせている男性なら（女性でも）女の言い草は
｢てめぇ～～、いいかげんにしろよな」でブチ切れて電話を切るよ。
八つ当たりにしても、人の痛みを感じない八つ当たりをする女に
なんで石田さん・・・いやいや男は機嫌を損ねたと謝り倒し
うろたえながらも女を労わろうとしているのを、逆切れで
「もーいい！」・・・・なんだよ、この女の性格はよー。
おばちゃん、怒りで泣けてくらぁ。

石田さんがアフレココメントで

｢人間関係っていうか、女ってメンドクサイ」

うんうん、そう言いたくなるほどにメンドーな女でしたよ。
雪野さんが後ろで「男だってめんどくさいわよ」と言ってましたが
この女の設定を演じきった雪野さんもご苦労様といいたい。
最後にお互いに「大好き・・」ってこの二人・・・・はぁ？なんですと？？
これは電話を使った何かのプレイですか、そーなら私が悪うございました。

トラック2には女の声だけを消して男の声だけになってる代物。
むーーーん、手抜き？
ブチッ、ブチッと途切れているような切りかたで編集してあるからね。
女のセリフを聞いている私等に練習せよという、英会話番組パターンなのかよと。

これを聞いて、「うん、分るわぁ～」と思う女性や男性とは
私はお友達関係を結ぶことは困難です。
対極にいるような人の気持はわかりませんのよ。
だからNANAも苦手なんだけど。
自分が苦手だと思うものには、感情移入なんてできないので
途中から聞いているのが辛くてねぇ。
聞く前は期待していただけに、かなり凹みが津波のようにきました。

Part2の方はね、年齢設定がかなり高めなせいか良いんです。
じゅっちゃんが、とてもステキな思いやる事ができる男性を演じてて
それを受けている女性も大人でいーんですよ。
なぜ、電話という手段でなぐさめているかという理由もねいいのよネ。

Part1の女があまりに酷いから、よけいに良く聞こえたのかもしれないけど
電話で口数はそれほど多くない女性キャラがどうして辛いのかというのも
Part1と違って想像できるしな。
このPart2を聞くと、Part1のシナリオが嫌がらせにしか思えん。
このカップルは良く言えば割れ鍋にとじ蓋カップルだったんだね。

もっと、文句タラタラになってしまいそうなのでこれ位で。

あーー、なんだか疲れたけど、いまからお出かけするにょ。