キャスト
マードック:大塚明夫
デイビッド・サリンジャー:石田彰
シスター:増田ゆき
マンソン:奥田啓人
グエン・チャウ:櫛田泰道
ダニエル・ディアス:遠藤大輔
発売日が当初から1ヶ月ほど遅れたので忘れかけてました。
CDケースではなくて、DVDのようなトールケースでジャケ絵がコレ。
だもんで、届いたものを見た時に一瞬間違っちゃったかと。
3話あるうちの2話目らしく、内容が判るかなーって不安でしたが
まったく問題なく分かりやすく聞けました。
ストーリーのネタバレはしてませんが、石田さん的ネタバレは
あるので・・・あ、そーしたら話もわかっちゃうか~
バレがOKな方はどーぞ。
石田さんは狙撃手(スナイパー)であるとあったので、こりゃあ石田さんの
めっさカッコいいスナイパー振りが聴けるな~、とワクワク。
・・・・・・・ ん?
このヘタレ全開の泣きが入ってる、スナイパー新米なりたて君が石田さん?
男ばかりの戦場で新入りスナイパーとして入ってきたサリンジャーは
そりゃあ、へっぴり腰&口だけは達者&血が怖い、戦場なんて初めてさ!
ま、まぁね、こんなスナイパーの石田さんもなかなか楽しいじゃないか・・・
うん、ヘタレ演技楽しめるじゃないか(ちょっと、涙目なワタシ)
しかーし、やっぱり石田さんのサリンジャーはそれでは終わらんかったよ。
教会へ恐怖から走っていったと思わせた所で、アレ?もしかして・・・
期待通り、サリンジャーはタダモノじゃぁなかった。
もう、それからは石田さんのヒール&狂人っぷり炸裂!!
なんてステキなの・・・・・ ぇ
こんな狂人っぷりを「ステキ~~」と思っちゃヘンかね?
どんな役でも素晴らしい演技をしてくれる石田さんだけど
この手の、ある思いに囚われた思考に犯された人を演じさせたら
そんじょそこらでは敵う人はいないと思うであります。
この2章での主役は明夫さんのマードックであるのだけど
完全に食っちゃってる、明夫さんには申し訳ないけど食っちゃってます。
聴く前までは、あまり期待はしてなかったんですよ。
スナイパーだし、ちょこっとカッコイイ所を見せて終わりだろうなーって。
それがね、ほぼマードックとサリンジャーの二人での駆け引き、やり取りだし
臆病者から一転しての、少し下世話なマッドサイエンティスト振りが
たぁーーーっくさん聴けます。
高笑いのバリエーションも惜しみなく楽しめますよ。
もうね、ナニモノだろ石田彰って方は(笑)
石田彰ファンならば聴いて惜しくはない一枚だと思います。
スゲーーよ、ほんとにアナタって人はぁぁぁ!!
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